保育士のやる気まんまんブログ


by c0sbdbtaag

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 PHS大手のウィルコムが会社更生法を活用した経営再建を検討していることが27日、明らかになった。早ければ2月にも主要関係者の合意を得た上で同法の適用を申請する「事前調整(プレパッケージ)型」を採用する見込み。企業再生支援機構と法的整理の活用で、透明性を確保しながら早期の再建を目指す。
 「事前調整(プレパッケージ)型」の法的整理は、経営危機に陥った日本航空の再建問題で採用された。ウィルコムは多額の借入金が重荷となり、昨年9月から私的整理の一種「事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)」を進めてきたが、再建計画案作りが難航している。 

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by c0sbdbtaag | 2010-01-31 00:50
 福岡県須恵町で08年7月、工藤会系暴力団元組長を射殺したとして、殺人罪などに問われた工藤会系暴力団幹部、小野朗被告(41)の上告審で、最高裁第3小法廷(藤田宙靖裁判長)は25日付で、被告側の上告を棄却する決定を出した。懲役27年の1審判決を破棄し、無期懲役とした2審・福岡高裁判決(09年9月)が確定する。

 2審判決によると、小野被告は篠崎一雄元組長(当時66歳)の自宅前で、篠崎元組長に拳銃を発射して殺害した。福岡地裁は09年3月、「暴力団の組織的関与があるとまでは認められない」と有期刑を選択したが、高裁は「動機や経緯は不明だが、暴力団特有の論理に基づく反社会的な犯行」と指摘していた。【銭場裕司】

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by c0sbdbtaag | 2010-01-29 16:27
 札幌市北区百合が原の路上で雪に埋もれた女性の遺体が見つかった事件で、北海道警は身元を兵庫県西宮市すみれ台3、無職杉本稲子さん(72)と確認した。

 杉本さんは首を絞められ、腹部を数か所刺されていることから、道警は殺人事件と断定、札幌北署に捜査本部を設置した。遺体には雪を意図的にかぶせた形跡があり、道警では隠蔽(いんぺい)を図った可能性もあるとしている。

 捜査本部によると、杉本さんの首には、手で絞められたような跡が残っていたほか、腹部には鋭利な刃物による複数の刺し傷があり、致命傷とみられる傷は右脇腹から肝臓にまで達していた。司法解剖で死因は、首を絞められたことによる窒息と右脇腹を刺されたことによる出血性ショックと判明した。

 現場付近には、杉本さんが所持していた電子マネーのカードが落ちていたが、凶器は見つかっていないという。

 捜査幹部によると、杉本さんは18日午前4時頃、日課の散歩に出かけたとみられ、同5時半頃には現場から約200メートル離れたコンビニ店で、1人でカップ酒などを購入したことが確認されている。その直後、付近の住民が、現場近くを歩いている杉本さんと、そのすぐ後ろを40歳ぐらいの男が歩いているのを目撃しており、道警は、男が何らかの事情を知っている可能性があるとみている。

 杉本さんは、西宮市の自宅で無職の夫(75)と暮らしているが、昨年7月頃に会社員の長男(43)が札幌に転勤したため、自宅と現場近くの長男宅を行き来していたという。

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by c0sbdbtaag | 2010-01-28 14:22
 健康食品とサプリメント(機能志向食品)の昨年の市場規模は6162億円(前年比1.3%増)で4年ぶりに増加する見込みであることが、民間調査会社の富士経済(本社=東京都中央区)の調査で分かった。健康食品市場は前年より0.1%減少したものの、6.4%増のサプリメント市場が全体を押し上げた。同社では「サプリメントの成長により、市場はさらに拡大すると予測される」としている。

 同社は昨年10、11月、関連企業からヒアリングなどを行い、「肝機能改善」や「整腸効果」「生活習慣病予防」など16効能分野の食品について調査した。

 昨年の機能志向食品の市場見込みは全体で6162億円(健康食品4809億円、サプリメント1353億円)で、ドリンク類などを含む健康美容食品全体の34.3%を占めた。16効能のうち10分野の販売実績が増加し、市場規模が最大の滋養強壮分野が846億円となるほか、通販のにんにく商品が183億円で3年ぶりに増加する見通しだ。また、これまで低迷の大きな原因だった「ダイエット」「免疫賦活作用」の2分野の減少も、小幅にとどまる見込み。
 注目される効能分野は、「肝機能改善」348億円(前年比6.3%増)、「生活習慣病予防」686億円(同3.6%増)など。肝機能改善市場では、サントリーグループの「セサミンEプラス」がけん引し、今年はさらに市場の拡大が予測されるという。生活習慣病予防市場は、一昨年の特定健診(メタボ健診)の義務化後も低迷していたが、4年ぶりに拡大する見通しだ。


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by c0sbdbtaag | 2010-01-26 20:17
 山形県天童市柏木町の認可外保育施設「みんなのベビーホーム」(閉園)で2007年11月、生後4カ月の女児がうつぶせに寝かされ死亡した事故で、県警捜査1課と天童署は18日、業務上過失致死の疑いで、元園長の女性(71)=同県中山町=と保育士2人を書類送検した。
 3人の送検容疑は、07年11月2日午前9時半〜午後1時15分ごろ、女児を軟らかい敷き布団にうつぶせに寝かせ、窒息死する危険性があったにもかかわらず注意義務を怠り、放置した疑い。
 同課によると、厚労省は認可外保育施設指導監督基準で、0歳児3人に職員1人を配置することを定めているが、事故当時は、同じスペースに寝ている10人の0歳児を保育士2人だけでみていた。保育士は、泣いていた女児を寝かしつけるため、うつぶせに寝かせたという。 

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by c0sbdbtaag | 2010-01-25 21:04
 不法に入国し、国外退去処分を受けた神奈川県のペルー人一家が処分取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁は22日、脳腫瘍(しゅよう)の摘出手術を受けた高校1年の長男(16)に対する処分を取り消し、在留を認めた。両親と長女(12)については、請求を棄却した。
 長男は処分を受けた時は中学2年だった。原告側弁護士によると、処分時に中学生だった少年に判決が在留許可を認めるケースは異例という。
 杉原則彦裁判長は長男について、医療水準が高いと言えないペルーで適切な治療を受けることができるか非常に疑わしいと指摘。「人道的配慮から在留を特別に認める判断をすべきだ」とし、考慮せず退去処分としたのは重大な事実誤認があるとした。 

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by c0sbdbtaag | 2010-01-24 10:57
 三重県松阪市の山中光茂市長は22日会見し、従来の方針を転換して、子ども手当の地方負担に応じ手当を支給すると発表した。来年度当初予算案に負担分約3億5000万円を計上する。山中市長はこれまで「市財政が成り立たない。傍若無人な施策」と批判、地方負担と手当の支給を拒否していた。

 方針転換は、他市町村との公平性を欠くというのが主な理由。山中市長は同日の会見でも手当を「天下の愚策」と批判したが、全国知事会や全国青年市長会などが国に地方との協議の場を求めるなど、国と地方が対話する環境が整ったことも判断の一因に挙げた。

 方針転換について山中市長は「パフォーマンスと受け取られてもいい。だが、大勢の市民に関心を持ってもらうきっかけになった」と自身の行動を評価。一方、「地方の実情が分からない政党が、選挙対策で行ったバラマキであり、強い憤りを感じる」と、民主党批判のトーンは下げなかった。【橋本明】

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by c0sbdbtaag | 2010-01-23 10:10
 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が平成16年に購入した土地をめぐり、政治資金収支報告書に4億円を記載していなかった疑いが強まり、東京地検特捜部は15日夜、政治資金規正法違反(不記載)容疑で、小沢氏の元私設秘書で陸山会の会計事務担当だった民主党衆院議員、石川知裕容疑者(36)=北海道11区=を逮捕した。

 関係者によると、石川容疑者は16年10月、陸山会の事務担当者として、東京都内の土地を約3億4千万円で購入。この際、簿外で調達した4億円を土地代金に充てたにもかかわらず、収支報告書に記載しなかった疑いが持たれている。

 石川容疑者はこれまでの事情聴取に対し「小沢先生に相談し、小沢先生の個人資金4億円を土地代金にあてた」と説明。しかし、特捜部は資金の原資に、国発注の胆沢(いさわ)ダム(岩手県奥州市)をめぐり、石川容疑者が水谷建設から受けたとされる5千万円が含まれている疑いがあるとみて、石川容疑者を追及する。

 特捜部は今月5日、小沢氏に対し、参考人聴取に応じるよう要請したが、小沢氏は多忙を理由に拒否している。こうしたことから、特捜部は13日に、小沢氏側への強制捜査に着手。石川容疑者の議員会館事務所や、小沢氏の個人事務所などを家宅捜索していた。

 石川容疑者は17年9月の衆院選に北海道11区から初出馬して落選したが、19年3月に比例北海道ブロックで繰り上げ当選した。今年8月の衆院選で当選し、現在2期目。

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by c0sbdbtaag | 2010-01-22 15:04
 岐阜県飛騨市古川町で15日、縁結びの行事として親しまれている「三寺(さんてら)まいり」があり、大勢の観光客が降り積もった雪を踏みしめ、山都の冬の情緒を楽しんだ。

 親鸞聖人の遺徳をしのび、町内3カ寺を巡拝する行事。明治、大正期には信州への糸引き奉公から帰った娘たちが勤行に加わり、「嫁を見立ての三寺まいり……」と小唄にもうたわれた。近年は縁結びのイベントとして定着している。

 門前の通りは高さ2メートル、直径1メートルの巨大な雪像ロウソクの淡い明かりに照らされ、観光スポットの瀬戸川沿いの千本ロウソク前では、和服姿の若い女性らが神妙な表情で「願掛け」する姿が見られた。【奈良正臣】

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by c0sbdbtaag | 2010-01-21 17:49
 小泉毅被告(47)に対する検察側の論告要旨は以下の通り。

 ■事実関係

 小泉被告には元厚生事務次官、山口剛彦さん=当時(66)=夫妻への殺人と、元厚生事務次官の吉原健二さん(77)の妻、靖子さん(73)に対する殺人未遂、元社会保険庁長官の横尾和子さん(68)を狙った殺人予備、そして刃物10本を携帯した銃刀法違反の罪が成立する。

 小泉被告が「殺害相手は人ではなく無罪」と述べている点、弁護人が責任能力を争うことを表明した点を除けば争いはなく、この法廷で取り調べられた証拠によって証明は十分である。

 小泉被告の「人ではないから無罪」との主張が、殺人罪成立を妨げるようなものでない。この点について、小泉被告自身が、生物的、肉体的な意味で人間ではないというのではなく、動物の命を奪う者は心が邪悪であるという意味で「マモノ」と呼んでいるにすぎないことを語っている。単なる悪態の表現としてマモノに過ぎない。したがって、小泉被告の主張は、被害者をおとしめることによって自己の行為の正当性を唱えているにすぎず、殺人罪の成否にかかわるようなものではない。

 そこで、弁護人からなされている3つの法律上の主張、責任能力、自首、そして殺人未遂事件における中止未遂の主張について、検察官の意見を述べる。

 ■責任能力

 弁護側は、小泉被告が各犯行当時、妄想性障害に罹患(りかん)していた疑いがあり、心神喪失又は心神耗弱の状態であったと主張する。しかし、犯行態様や前後の行動、犯行時の記憶の具体性、被告の供述態度のいずれをとっても精神障害を疑わせるような事情は見当たらない。

 小泉被告はきわめて綿密に計画を立て、周到な準備をした上で合理的に犯行を進めており、犯行後に警察に出頭することまで計画するなど、自己の行為が犯罪に該当することの認識を有している。また、犯行時の記憶は具体的かつ一貫しており、幻覚や幻聴、あるいはそれに準ずるようなものも登場しない。供述態度も精神疾患を疑わせるような事情は存在しない。

 動機についても、検察官は了解可能と考えるが、本件の重大性にかんがみ、捜査段階に精神鑑定を依頼した。飼い犬のあだ討ちという動機は、一見、歴代厚生事務次官を殺害する動機としては些細(ささい)で、動機と犯行がかけ離れているように思えるが、小泉被告の中では、愛犬が狂犬病予防法によって殺処分されたに違いないと信じ、その恨みを引きずって、同法を所管する厚労省の官僚のトップである事務次官に復讐(ふくしゅう)しようと考えたので、小泉被告なりに筋は通っている。そこには妄想に相当するものはない。

 また横尾さんの命を狙った動機は、犬のあだ討ちとは関係がなく、「どうせ死刑なら腹の立つやつを殺してやろうと思った」と述べており、妄想に結びつくような事情はない。

 小泉被告の精神鑑定を行った獨協医大越谷病院の井原裕教授も「被告には思いこみが強い面はあるが、妄想には当たらない」と証言し、小泉被告には精神疾患は認められないと判断している。

 小泉被告が精神疾患に罹患していると認められず弁護人の主張には理由がない。

 ■自首について

 自首成立について検察官も争わない。だが、この事件は自首減刑をすべき事案ではない。刑法上、自首を減刑理由とするのは、刑事政策的な面と、自首によって非難の度合いが減少するという面があるが、小泉被告は出頭も犯行計画の一部に組み込んでいたので刑事政策的にも評価すべきでない。

 ■中止未遂について

 弁護側は吉原健二さんの妻、靖子さんへの殺人未遂事件を、中止未遂に当たると主張するが中止未遂ではない。本件では自己の意思によるとは認められず、中止行為も認められない。

 関係証拠から未遂に終わったのは、靖子さんが屋外に逃げ出したからである。小泉被告は、玄関で靖子さんの胸を5カ所刺し、尻もちをついた靖子さんの姿を見て「本当に(吉原さんの)妻なのか」と思って躊躇(ちゅうちょ)したが、靖子さんが逃げ出そうとすると、追撃して背中を刺している。小泉被告は、リビングの方から物音が聞こえたように思い、「元次官がいるかも」と気をとられ、靖子さんを取り逃がした。小泉被告はその場にいては捕まってしまうと考え逃走した。

 この事実経過から、小泉被告は、自己の意思で靖子さん殺害を取りやめたわけではなく、一瞬の迷いを生じて行動が遅れ、目当てである吉原元次官を殺害したいとの焦りから、靖子さんを取り逃がしたものである。

 小泉被告は法廷で、靖子さんが尻もちをついた間、自分は何もせずに立っていたように述べたが、その記憶は不鮮明で、靖子さんはほんの一瞬で立ち上がったことを証言している。

 一方、小泉被告は何ら中止行為をしていない。靖子さんは、胸に5つの刺し傷を負い、病院に搬送されたときは呼吸がほぼ停止状態で、非常に危険な状態だった。小泉被告は、靖子さんを死亡させるのに十分な傷を負わせてから逃げており、靖子さんが助かったのは適切な救急活動によるものである。

 それでも「中止した」と言うには、小泉被告が積極的に死の結果を防ぐための努力をしなければならないが、ただ逃走しただけである。したがって、本件が中止未遂に当たらない。

 ■情状

 山口夫妻の殺害態様は、宅配便を装い玄関のドアを開けさせ、応対した剛彦さんの胸を刺して殺害、様子を見に来た美知子さんの胸を刺して殺害したもの。

 剛彦さんは、胸に4カ所の刺し傷と、左腕がちぎれそうな切り傷、頭に切り傷を負い、胸の傷は大動脈や肝臓などを損傷している。小泉被告の残忍さ、執拗(しつよう)さ、強固な殺意がうかがわれる。

 美知子さんは、胸に深さが約18センチを超える2つの刺し傷を負い、心臓を直撃し肺を貫通している。これらの刺し傷からは、強固な殺意がうかがわれ。切り傷や背部の傷が見あたらないことから、無抵抗の被害者を何の躊躇もなく突き刺したものと認められる。

 一方、吉原靖子さんは、胸に5カ所の刺し傷を負っている。傷の数や傷が胸部に集中していることから強固な殺意がうかがわれる。

 これらの各犯行に使用した凶器は、刃の長さ約20センチの包丁である。小泉被告は多数そろえた刃物から、試し刺しをして包丁を選び、手製のつばや、柄に滑り止めの包帯を巻き付け、激しい攻撃に備えている。殺意の強固さは小泉被告自身も語っており、残忍極まりない凶悪な犯行態様である。

 ■結果の重大性

 小泉被告の犯行によって、全く落ち度のない2人の命が失われたほか、1人の生命が危険にさらされ、今も後遺症に苦しんでおり、結果はあまりに重大である。

 山口剛彦さんは、長年厚生省で勤務し、年金課長時代には、当時年金局長であった吉原健二さんとともに基礎年金制度の導入に取り組むなど、国のために身を粉にして働き、厚生事務次官を最後に退職した。その後も独立行政法人などで働き、一昨年4月から悠々自適の生活を送れるようになったばかりであった。

 山口美知子さんは、主婦として夫を支え、書道や旅行などの趣味を持ち、思いやりのある温和な人柄で家族を見守ってきた。2人の息子はすでに独立し、一昨年2月には2人目の孫が生まれ、夫も仕事を引退し、夫婦でのんびりした老後を送ろうとしていた。

 そうした矢先、美知子さんのガンが判明し、美知子さんは、半年間の闘病生活を送るが、剛彦さんの支えによって克服し、被害の4日前にはハイキングにも行けるようになった。落ち着いた生活を送ろうというときに、突如、命を奪われた2人の恐怖と無念さは察するに余りある。

 吉原靖子さんは、自宅玄関でいきなり訳も分からぬうちに刺された。出血量も多く危険な状態だった。今も重い後遺症を残し、精神的ショックも癒えず、未遂にとどまったとはいえ、結果は重大。夫の吉原健二さんは、妻が自分の身代わりになったとの思いから、今も自分を責め続けており、その苦痛も無視できない。

 また予備段階にとどまったが、横尾さんや厚生省、同省関係者も同様に不安な日々を送ったことも想像に難くない。=(下)に続く

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